木こり体験~空を拡げる間伐作業~

南三陸町の波伝の森山学校では、森林整備ボランティアの皆様に、木こり体験をしながら、森林整備を行って頂いてます。

写真は、仙台から木こり体験に参加した少年が、玉切り作業でコースターを造っているところです。

エネルギーの変遷の伴い、森と人との関わりが変わって久しく、人と森との距離が出来てしまいました。

もう一度、森に入って、人間の社会生活に必要な、森と人との関係、そして、大切な水源と、海を豊かなにする植物性プランクトンの自然の循環を、体験を通して再認識して頂く試みです。

実際に間伐をして、はじめて、間伐の意味を体感します。

「木を伐る」という手元の作業だけでなく、「空を拡げる」という頭上と足元の両方を、林の全体のバランスから意識した作業を実感します。

“空を拡げる

 地表に日光が力を与える

 植物は多様にあって水源となり

 植物性プランクトンは海の恵みとなって人々の暮らしに還ってくる

 奥山の広葉樹群が水源を支え

 山の林が生活を支える

 森に人が入ることが地域の循環を支える”

自然に手を入れて、人間が自然との共生を図るという林業を体験を通じて学びます。

実際に間伐を行い、森の環境に良い状態を造って帰る。

次に来たときには、それまでなかった広葉樹や草花がその場所に多様な姿で現れます。

 

鳥の声、木々のざわめき、木の命の重み、少しずつ明るくなる杉・ヒノキ林、水の流れ、風の流れ、都会では、意識しなかった様々な自然の動きに身を投じて、リフレッシュしませんか?

 

波伝の森山学校連絡先 yamagakko2014@gmail.com

この記事は、河北新報社の河北新報online communityに2015年4月7日に掲載されていたものを、サービス終了に伴い移設保管したものです。